プログラマから見た世界

最速&効率的な仕事術はプログラマから学べ

IT業界の基本的仕事術を徹底解説【設計は最重要です】

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こんにちは、りべカスです。
今回は、IT業界の基本的な仕事術を紹介して、いろんな仕事に通用する仕事術を伝授します。
日々、〆切に追われがち、仕事後にトラブルが起こる方にはぜひオススメの内容になっています。

 

それでは見ていきましょう。

 

 

仕事をするうえで考えるべきこと

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仕事をするうえで考えるべきことっていろいろありますよね。
定時までに仕事を終わらして、上司に怒られないように立ち回る新入社員もいるかと思います。
とにかく、チームワークを意識して、コミュニケーションを多くとることも大切ですね。


このように現代の社会人は日々多くのことに追われて、仕事をしていますね。

しかし、仕事の基本は納期や〆切を守ることです。
安全で、便利な製品を世に出したり、先方にわかりやすい資料を送るのにも〆切を厳守しないとだめです。
そして、製品がリリース後おかしくなって爆発。なんてことは絶対に起きてはいけないので、慎重にもモノ作りをします。

 

いろんな業種で一番守らないといけないことの基本が「時間を守ること」です。

 

納期を守れる仕事術

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納期を守れる仕事術に関しては、次の記事で詳しくテクニックを解説しています。
ぜひ、読んでみてください。

 

===参考記事===

www.ribekasu.work

 

 

 

IT業界ではこのように仕事が進む

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IT業界の仕事についてご紹介します。
IT業界ではいろいろなサービス、ハードウェア製品、インフラ、ソフト、アプリ開発などをします。


この順序を簡単に書きますね。
【工程】
要求定義、抽出→設計→実装→テスト→製品導入→保守・運用


このような工程で製品の納品まで進んでいきます。


要求定義:お客様からどのような製品が必要か、予算なども話す。
設計:要求定義に従って実際にどのような構成、順番で作るか設計する。
実装:ソフトウェア、ハードウェアを作る。プログラミングはここでする。
テスト:作った製品やプログラムが変な動きをしないか、予期している動作をするか検証する。
製品導入:お客様のところで実際に製品を納品して、同じ環境下で動作するか検証する。
保守・運用:製品納品後のアフターフォロー。

 

まあ、ITに限ったことではなく、だいたいの仕事がこのような順番で進んでいくと思います。

 

そこで一番時間をかける工程は何か?


では、この工程で一番時間をかけるべきところはどこでしょうか?


ズバリ、「設定」の工程です。
良い設計は後のバグや、構成のおかしさなどを徹底的に排除できます。
また、もし、製品納品後に予期しないエラーが起こっても、しっかりとした設計書を書いていれば、ソフトウェアの手直しも簡単にできます。
このように設計段階は非常に重要で責任の重たい工程になっています。

 

ITがブラックと言われる理由

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設計の工程を時間かける会社はホワイトです。
設計の段階をないがしろにすることは、後々、自分たちの首を絞めるとわかっているからです。
ブラックなのは、営業が何でもかんでも客の要求をできます、できます言ってる会社です。
その結果、しっかりと設計する時間もない、人もいない、とりあえず作ってみたら何とかなるだろ。で絶対計画破綻する。


ブラックかどうか判断する質問は、
「あなたの会社は開発工程で一番どこに時間をかけていますか?」です。
テストと答える会社もあります。
これは実際、正解に見えて不正解です。
もちろんテストは重要です。
製品がちゃんと動作することは、前提条件なのですから。
しかし、設計をちゃんとしていると、このテストの項目も少なくて済みます。

 

設計が一番重要なのです。

 

納品までの時間配分

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じゃあ、全体の時間配分を考えましょう。
設計になって時間をかけることは決まっています。


だいたい、
設計5、実装3、テスト1、その他1くらいです。


ほとんど設計でいいです。
それ後のすべての工程にかかる時間を削減してくれるのですから。

 

今は、ソフトの納品が多く、ソフトは後から手直し可能。

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現代の製品はソフトウェアが多いです。
システムのことですね。
これらはだいたい後から手直しも容易です。
ハードウェアだと、リコールして部品を変えないといけません。
ソフトウェアだとネットに繋がるならアップデートをかけて、簡単にバグを修正できます。


今の製品は規模が大きすぎるソフトウェアがほとんどです。
WindowsのOSは何百万行という規模です。
それだけ大きいソフトウェアは絶対にバグがあるといわれています。
プログラムのバグを0にすることはできないのです。
どこかで踏ん切りをつけないといけないということですね。

 

プロトタイプを作って、最速でイメージを作ることが大切

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IT業界では、どんな製品でもプロトタイプを作ります。
プロトタイプは、製品の簡単な下書きみたいなものでしょうか。
アプリケーションでしたら、紙芝居のように画面がどのように動くかを簡単に作るのです。
どのボタンを押したら、ここの画面に移動するみたいな感じですね。


このプロトタイプ作成は、どの業種にも有効です。
もちろん、資料作成時でも下書きをします。
その時にササっとプロトタイプを作ってみて、後で細かいところを詰めていけばいいのです。
そのほうが、チームやお客様にも伝わるということですね。


IT業界でなくても、設計や準備の段階は一番大切

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IT業界でなくても設計の段階は最重要工程です。
全体の外観、構成、さまざまなサービスを作るうえで大切です。
例えば、大工さんなら、初めにどんな感じにするか考えて、どこの位置に扉をつけるかなどを決めますよね。
初めに建物だけ作って、あとから、扉の位置や窓の位置を決めるなんてことはありません。
設計の工程でどれだけ、詰めれるかでその建造物の良し悪しが決まるのです。

 

日常業務で活かす

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データ資料を作成するときや、メール作業でも同じです。
準備が大切なのです。
メールに至っては最速で返すことが効率的な仕事術ですが、そのほかの業務ではガンガン設計の代わりに準備を行ってください。
必要なデータを集めることからです。
その初めの準備段階で、その仕事の良し悪しが決まりますよ。

 

まとめ

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まとめです。
今回は、設計がいかに重要かをお話ししました。
良い設計は、後のエラーやバグを極端に削減できます。
もし、その設計にかかわっていない人が、後にプロジェクトに加入しても、良い設計書があるだけですぐに仕事に取り掛かれますね。

 

ぜひ、仕事の全体を決める「設計、準備」に重きを置いて、頑張ってみてください。