【裏ワザ】なぜプログラマは未来の自分にメモを取るのか
今回は、プログラマがなぜ未来の自分にメモを取るのか
についてお話していこうと思います。
✔目的
未来の自分にメモを取る週間を身に着け、仕事を効率化できるようになる。
それでは、見ていきましょう!
✔ コメントアウトの概要
プログラマがプログラムを書くときに絶対に行うのがコメントアウト機能を用いた、"メモ"です。
以下のようなものです。
このようにコード中にメモを書きます。これをコメントアウトといいます。
緑の文字部分がコメントアウトしているところです。
このコメントアウト文は、実際にはプログラムの実行には関係のない文なので、何を書いても、プログラムがバグを起こしたりはしません。
では、なぜプログラムの中にメモを書くのでしょうか?
✔なぜプログラマはコメントアウトを書くのか
これには2つの意味があります。
1. コードを見た人が、そのコードの意味を瞬時に理解するため。
2. デバッグのため
1から見ていきましょう。
プログラムは個人の趣味範囲のもの以外はチームで開発することが大半です。
自分以外の他人が自分が書いたコードを見て瞬時に判断できることは、一番重要です。
個人の開発でも未来の自分にメモを残すことは、
後々プログラムを見直す時、かなり役に立ちます。
2 バグ取りのためです。
バグとはプログラムが意図しない結果を出すことです。
スマホアプリでもたまに急に落ちたりしないでしょうか?
あれも一種のバグです。
ちなみにある程度大きいプログラムになると、バグは0にはできないといわれています。
このバグを検証する際に、
コード自体をコメントアウトして、機能しないようにして検証することも多々あります。
✔コメントアウトが記憶し、仕事する
人間の記憶というものは大半は忘れるようにできています。
他の動物と比べ、人間の脳は大きい部類ですが、
やはりそれでもすべてを覚えておくことは不可能なのです。
そこでメモ(コメントアウト)です。
・どこから仕事を始めたらいいか、明日の自分にコメントアウト。
・資料を作る際に、どのデータを参考にしたかコメントアウト。
・チームのみんなに向けてコメントアウトで情報を共有。
文字が自分の代わりに記憶し、自分の代わりに仕事をするのです。
しっかりメモを残すことで、他人は自分の意図を勝手に汲み取り、
いちいち自分が声で説明しなくても仕事をしてくれるのです。
これがコメントアウトの効力です。
✔日常の仕事や、生活に落とし込む
コメントアウトの効力が理解できたところで、
仕事や日常生活に落とし込んでみましょう。
きっと、1週間もしないうちにその効力を実感できます。
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