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コンサート・ライブからリスク分散を学ぶ。【エンジニア思考】

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こんにちは、りべカスです。
今回はコンサート・ライブからリスク分散を学ぶというお話したいと思います。
みなさんが好きなアーティストのコンサートに行ったとき、運営会社は様々なリスクを分散をさせながらコンサートを運営しています。
これからリスク分散を学んで、自分たちの仕事に役に立てることが、この記事の目的です。
それでは、見ていきましょう。

 

 

コンサート、ライブで一番避けたいこととは?

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コンサートで一番避けたい自体は「音が出なくなること」です。


オーケストラなどでは、生音なのであまり関係ありません。
しかし、今の音楽シーンはマイクや電子楽器を使ってコンサートをすることがほとんどです。
この際、スピーカーから大音量の音を流しますが、この音がでなくなってしまったら終わりです。

 

では、「音がでなくなる」要因は何があるでしょうか?


【要因】
1 スピーカー自体が壊れる
2 電源供給が止まる
3 ケーブルが断線する
4 機材、システムが壊れる
などがあります。


スピーカーか電源供給が必須なので、電気が止まったら終わりですね。
あとはケーブル類の断線や、システムがダウンすることも考えられます。

 

「音がでなくなる」を回避する方法

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次に「音が出なくなる」要因を回避する策を挙げてみます。


1 スピーカーの数を増やし、一台壊れても他でカバー出来るようにする。
2 電源を複数箇所から取る
3 瞬時に復旧できるサブシステムを走らせる
などです。


普通コンサートでは右側と左側(上手、下手)にスピーカーがありますね。
あれはもちろんステレオで2パターンの音を左右に分担して音を出している役割がありますが、最悪片方が壊れてももう片方でカバーできますね。
あとは、大きい会場だと片方のスピーカーを何台も繋いでいます。

 

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こんな感じです。
これは音量を稼ぐような理由もありますが、一つ一つがスピーカーが出せるのマックスの音量で使っているわけではありません。
一つ一つは余裕を持った音量で、大きな音を出せるように何個も連結して使っているので、スピーカーの寿命を縮めない使い方でもあるわけです。

 

あとは、複数箇所から電源を取る方法ですね。
大きなドーム会場でコンサートする場合は絶対に2トントラックみたいなのがたくさん止まっています。
あれは、機材搬入車もなかにはありますが、発電車両も複数あります。
一箇所ではなく、複数から電源を取っているということです。

 

これら全てに言えることは「プランBがある」ということです。
物事を遂行する上でプランBは必須です。
一個がだめになったから、全てが駄目になる。なんてことは起こってはいけないのです。

 

 

バックアップは大切!

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プランBつまり、「バックアップ」は何事においても最重要な考え方です。
とはいっても、全てにおいてバックアップを取ることは不可能なので、絶対に必要な経路を通るモノ(機材やデータ)を重要度順に並べて、優先順位をつけることが必須になってきます。


そして、優先度が高いところからバックアップを取り強化する

コンサートでいうと、スピーカーを増やすことは割と簡単にできるバックアップなので、絶対にしますね。
電源は音だけでなく、照明や映像にも使うので優先順位は一番高いです。
システムもバックアップ用の回路に瞬時に切り替えれるように組んでおくことも重要ですね。

 

結論

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コンサート運営からバックアップの大切さを学びました。
何かを遂行する時は万が一の時に備えて、絶対にバックアップ、プランBを作ることを意識しましょう!

 

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