"スケジューリング"がチームの生産性を倍にする【仕事効率化】
この記事では、"スケジューリング"がチームの生産性を倍にすることについて説明します。
目次
- スケジューリングとは
- なぜスケジューリングがチームにおいて有効か
- 個人の仕事でのスケジューリング方法
- 常に全員が可動し、得意分野を受け持つこと
- 結論
それではやっていきましょう。
✓スケジューリングとは
読んで時のごとく、スケジュールを組むことです。
しかし、ITやプログラマの世界では単に予定を組んでいくことを、スケジューリングとは言いません。
IT業界プログラマは、最も効率の良い計画を立てることをスケジューリングといいます。
そこには、いろいろな工夫がされ、考え抜かれてる計算方法だったり、機械の性能、人の能力を考慮することが常識です。
例えば、
・デザイン
・プログラミング
・設計
・プロモーション
この4つがタスクとします。
工程順に並べると、1 設計→2 デザイン→3 プログラミング→4プロモーションです。
しかし、人が多数いる場合、スケジューリングすると効率的に開発できます。
例えば、1設計はみんなで話し合いながらします。
2と3は分担して作っていくと並列処理的に仕事ができるのです。
3.5として、デザインとプログラムを合体させる工程があり、それと同時並行でプロモーションを考えればいいのです。
この項目ごと、機能ごとにタスクを分けて並行処理することをバッチ処理といいます。バッチ処理をする上で重要なのは、「何もしていない時間」をできるだけ少なくすることです。
誰かがタスクAをしているうちに、自分はタスクBをする。
それを後で組み合わせると、一人で作業するより、単純に2倍の効率で仕事ができますね。
この考えは、パソコン内部のCPU(計算をする部分)を設計する際に、最も重要な考えです。
プログラマもこの考えに乗っ取り、コードを書くことがほとんどです。
✓なぜスケジューリングがチームにおいて有効か
パソコンにおいても重要という話は上でしました。
では、実際の仕事のチームでどうか?
結論:もっと重要です。
パソコンのCPUの性能は、早い、遅いなどの指標しかありません。
コアのお話はややこしいので割愛します。
CPUごとに・画像処理が得意・音楽再生が得意・文字を打つのが得意などの機能別にはなっていません。
簡単に言うとCPUは
・足し算「+」
・引き算「-」
・掛け算「×」
・割り算「÷」
しかできないのです。
パソコン内部ではなく、人のチームだったら、
・デザインが得意な人
・人と話すのが得意な人
・電話対応が得意な人
・プログラミングが得意な人
と、様々な得意分野があるのです。
その人の得意分野を活かせるスケジューリングをすると、チームの効率は最大になるのです。
スポーツと似ているでしょうか。
バルセロナのメッシ選手にキーパーをやらせる監督はいませんね。
一流のドリブルやシュートが打てるので、前線にポジションを与えるのです。
絶対的に、人には得手不得手があります。
それを考慮することが、最も重要なスケジューリングです。
✓個人の仕事でのスケジューリング方法
次は個人が仕事をする上での、具体的なスケジューリング方法について書いていきますね。
① スケジューリング方法1: やることとやらないことをきっぱり分ける
仕事はじめにメール処理をする人は、はっきり言って何も考えていないです。
まずはじめにやることはやることとやらないことを分けることです。
・今日すること
・今日しなくてもいいこと
簡単に分けたらこうです。
② スケジューリング方法2: 自分でしかできないことを決める
その中から、「自分にしかできないこと」を決めてください。
部下や、同僚、または外注でもできることは、その人達に投げて、
「自分じゃないと最高の成果を出せない」
「自分の得意分野」
で仕事できることを選出するのです。
③ スケジューリング方法3: やることの優先順位をつける
優先順位をつけます。
・締切が近いもの
・他人の仕事に影響を与えるもの
・客先に送らないといけないもの
です。
人それぞれ優先順位は違うので、よく考えてくださいね。
④ スケジューリング方法4: 優先順位にしたがって、スケジューリングを組む
上記で組んだ優先順位をスケジューリングします。
自分が仕事をしている間に、外の仕事を他人に任せることが重要ですよ。
⑤ スケジューリング方法5: 同時に他人に任せることを頼み、並列的に仕事する
チームはみんなが集中状態になれるスケジューリングをしましょう。
得手不得手も把握することが重要ですね。
(⑥ スケジューリング方法6: 仕事を同期して、一つの大きいプロダクトを生む。)
最後に、みんなの成果を合わせようということです。
✓常にチーム全員が可動し、得意分野を受け持つこと
✓結論:スケジューリングしよう
うまくスケジューリングしているチームとそうでないチームの出来高はケタ違いです。
明日からスケジューリングをして、効率的に仕事を行っていきましょう。
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